職員がいろいろな個性を持ち込んでくるような職場でありたい障害者支援施設高井田苑 支援員 K

仕事内容

知的障がいを持つ方の作業支援や余暇支援を行い、利用者の方が高井田苑の生活に満足出来るように支援を行っています。
日中活動の中で支援を行っている利用者の要望や困っている事や、当事者の問題行動等、自分が気付いた要点を支援計画の課題に落とし込み、利用者の方と共に取り組む事で、さまざまな問題を解決する事を目標としています。

この仕事を選んだ理由

大学在学時、初めて行った実習が障がい者施設であり、そこの利用者の方と関わる事で、障がい者支援の奥深さや人との関わりの新たなアプローチ等を知る事になり、障がい者支援にも興味を持つことになりました。その後も、違う施設のグループホームのアルバイトを経験することで、障がいを抱える当事者に対し、もっと深く関わりを持って力になりたいと思い、障がい者支援の道を選ぼうと思いました。
元は子どもと関わる仕事を目指しており、児童養護施設と障がい者支援施設が隣接している社会福祉法人武田塾を選びました。

この仕事をしていてよかったと思う事

利用者の方と関係を築けたと感じた時が一番嬉しかったです。
新しく来たばかりの施設職員は、当然なかなか利用者に受け入れてもらえません。どう支援すべきかどんな関わりが求められているのかが、全く分からずに利用者の方を怒らせる事がありました。
そんな時は先輩職員から利用者の特性を聞いたり、ひとつひとつの関わり方の理由や意味を聞いたりして、自分なりの声掛けや接する方法を考えて試行錯誤を行いました。
初めは散歩に行くのを拒否していた方が一緒に来てくれる様になった時、顔を見られただけで逃げていた人が逆に自分から笑顔で来てくれる様になった時、私を信頼して頼み事をしに来てくれた時、小さなことかもしれませんが「これを許してくれる関係になったな」と喜びを感じます。まだまだ未熟ではありますが利用者との関わりの中に、喜びや嬉しさを見つけられるよう、これからも職務を全うしようと思います。