法人創立記念祭(96周年)を行いました
11月4日に武田塾は創立96周年を迎えることができました。
武田塾は大正15年(1926年)11月4日に、創設者 武田慎治郎が私財を投じて設立した児童養護施設です。
創設者 武田慎治郎は明治元年(1868年)9月22日、福井県に生を受けました。
警察官として、感化院(非行少年や非行少女の保護・教化の目的で設けられた施設)である大阪府立修徳館(現・修徳学院)の設置計画に携わり、大正2年(1913年)より館長に就任されました。そして修徳館を名実ともに国内最大級の感化施設に成長させました。
その中で創設者 武田慎治郎は、大規模な寄宿舎ではなく小規模な家庭的養護施設の必要性を痛感しました。
明治27年(1894年)武田ヒサと結婚しますが、子どもには恵まれず、迎えた養子も若くして亡くしました。そこで慎治郎は残された財産を子どもたちのために役立てようと、私財を投じて武田塾を創設しました。
創設者 武田慎治郎が追い求めた基本理念「共に在る」は、現在の武田塾に脈々と受け継がれています。
【創設者 武田慎治郎】 【武田塾全寮】
創設者 武田慎治郎の「共に在る」という志に、子どもたちや職員と思いを馳せて11月3日祝日の日に、法人創立記念祭(96周年)を行いました。
残念ながら、新型コロナウイルスの関係で毎年恒例の祝いは出来ませんでしたが、今年は納涼祭も行えなかったこともあり、
子どもも職員も楽しめる1日になれるように、「ビンゴ大会」・「ドッジボール大会」・「宝探しゲーム」が企画されました!!
【ビンゴ大会の様子】
司会者から数字が発表されると、子どもたちは自分のカードに数字があるかどうか見るのに必死でした!(笑)
早くリーチになる子どもがいれば、中々リーチにならない子どもがいたり、、、
ビンゴになった後は、好きなお菓子を選ぶことができ大満足の子どもでした♪
【ドッジボール大会の様子】
チーム対抗で行うドッジボール大会はとても盛り上がりました!
職員も子どもたちに負けないくらいのパワーで試合に臨みました(^^)/
【宝探しゲームの様子】
幼児さんは「宝探しゲーム」を行いました♪
お宝が公園に隠されていると聞いた幼児さんは「どこにあるの?!」と言いながら、砂場を掘ったり、草花の近くを探したりしていきます。お宝を見つけると「あった~♪」と大きな声で職員に知らせてくれました(#^^#)
久しぶりの全体行事ということで、子どもたちの表情は笑顔いっぱい♪
職員共に楽しい1日を過ごすことが出来ました。