ごあいさつ

理事長・安本伊佐子の写真

理事長  安本 伊佐子

平素は、当法人の運営に地域の皆様、ご家族、ならびに関係機関・団体等のご支援を賜り厚くお礼申し上げます。

武田塾の創設者である武田慎治郎は設立の理念を「武田塾設立に就いて(趣意書)」の中に明らかにしています。
そのすべてを記述することは困難でありますが、その主意は、
「1 教育の対象となる児童数は少なければ少なきほど、個別教育の徹底を期せられるとし、10名〜12名の小規模の家族的生活による処遇
2 入塾の子どもの処遇とともに、郷土の福祉の増進」
とあります。これらに加えて、公設では規則や命令により活動を制約されるが、私設である武田塾においては教育者の人格と自信の下に、自由に必要な活動のできることが私設の長所と言っています。設立当時の理念は、現在においても色あせることなく、新鮮に心に響くものであり、法人の目指すべき方向性であると認識しています。

昨年、障害者支援施設「高井田苑」を巣立ち、当法人の運営するケアホーム(柏原市内)に4人の知的障がいのある人が入居しました。世話人の支援を得ながら、それぞれの暮らしを実現しています。また、児童養護施設「武田塾」におきましても、地域の中で、より普通の暮らしに近い地域小規模児童養護施設を開設しました。
我々法人は理念に基づき、施設を利用する子どもたちや障がいのある人たちの幸せの追求とともに、地域の皆様方のニーズに応えられるよう機能の充実を図ってまいる所存であります。

共生社会の実現を願って

法人の理念のひとつ「共に在る」を実現すべく、武田塾・高井田苑の利用者である子どもたちや知的障がいのある人たちが、地域の中で一人の人間として尊厳が守られ、家族や友人、そして地域の皆様方とともに暮らすことのできる共生社会の実現を願って、日々実践を重ねています。
地域の中で、すべての子どもたちや障がいのある人たちが「その人らしく」「心豊かに」「安心・安全に」暮らすための支援システムの構築を目指します。

法人の方針

我々は法人の理念を実現するために、以下の方針に則り施設経営・運営を行っています。

  1. 一人ひとりの尊厳を守り、利用者主体の支援を行います。
  2. 一人ひとりのニーズに沿った個別支援を行います。
  3. 一人ひとりの違いを認め、日々の観察を通して興味・関心・強みに着目した「その人らしく生きる」を支援します。
  4. 一人ひとりへの支援は、可能な限り地域との関係性の中で行います。
  5. 施設利用者のみならず、地域の皆様方のニーズに応えられるように努めます。
  6. 利用者に質の高いサービス提供ができるよう支援者の専門性の向上と人材育成に努めます。
  7. 情報公開と透明性のある経営・運営を行うと共に、現状に満足することなく、常に改革の視点を抱き、利用者・ご家族・地域の皆様方に信頼される法人を目指します。